【開催報告】7月19日 社長のしくじりラボ3社座談会

社長がしくじった経験から一定の法則を導き出し、それに学ぶことで成功につなげていこう!との趣旨で開催されている「社長のしくじりラボ」。

今回は、3者による座談会の模様をお届けします。

お話しいただいたのは以下の3方です(敬称略)。

  • 竹花 利明・・・八起会(やおきかい)代表 株式会社ラスソフト 代表取締役
  • 齋藤 慶助・・・ウィンコンサルティング株式会社 代表取締役
  • 齋藤 由紀夫・・・株式会社つながりバンク 代表

まずは3社によるプロフィールのご紹介を行いました。

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倒産の原因

プロフィール紹介の後は、3人による座談会です。

由紀夫氏――ここから、八起会でまとめてくださった資料を元に進めていきたいと思います。
竹花さん、このデータや法則についての説明をお願いします。

竹花氏――実はほぼ40年前に八起会が非常に世間の注目を集め、会員が500人ほど登録していた時代がございました。
会員は、ほぼ全員倒産者です。
そこで、会員である倒産者の社長たちに以下のアンケートを取ったんですね。
―あなたの会社の倒産の原因は何だと思いますか?―

その回答を集計したものが「倒産の原因ベスト10」です。
ですから、ここには倒産した社長の実感が込められています。

由紀夫氏――年数が経っていても、やっぱり人間の本質的なところに関わることですので、倒産の原因としては今もあまり変わっていないのではないかと思います。
慶助さん、この辺どうお考えですか。

慶助氏――私が常日頃見て思っていることが全て網羅されているという印象です。

由紀夫氏――9番のように、数字が苦手だと公言している社長がいますが、これを経営者が言ってしまうと従業員から見下されたり不正が発生しやすくなったりするという傾向が見られますよね。
たとえ苦手でも管理できていればいいんですが、社長が公然と言ってしまうとまずいですよね。

慶助氏――そうですね。
下手すると、8~9割の経営者に簿記などの知識がなく、経常利益などの意味すら分かっていないような人が多いですね。
60歳を過ぎていようと、今はお金をかけずに、youtubeなどを活用すれば簿記3級ぐらいは簡単に取れる時代になっていると思います。
社長、簿記を勉強しましょう! 何かあればいつでもご質問ください!といつも言っています。

他、下記の座談会内容は続きよりご覧ください。

  •  倒産の原因
  •  倒産する社長の共通項目
  •  倒産の前触れ
  •  再起に必要な心構え15か条
  •  2度と失敗しないための社長の着眼点

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